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マイスター・ファニチャーは1983年に設立された会社です。
1994年、福祉先進国のノルウェーの会社と提携し、高齢者施設向け家具の輸入販売をスタートいたしました。施設家具としてすでに全国750箇所以上の納入実績をもつマイスターですが、施設から得たノウハウを、今後シニア世代が健康寿命を長く維持していく為の必需品として、若さを保つ為によりいっそう役立つ商品に発展させていきます。
マイスターファニチャーの想い
ご両親が、寝たきりの長寿にならないために
最近、私は両親に椅子を贈りたくなるようになりました。両親は私にとって最も大切な存在であり、いつも私を支えてくれています。しかし、彼らが座っている椅子は年月とともに劣化してきており、身体を預けるには少し不安な感じがします。そこで、今回は「生涯椅子」という概念を知り、この椅子を贈りたいと考えました。この椅子は、長時間座っていても疲れず、身体に優しく、いつまでも快適に過ごせる椅子なのだそうです。この椅子があれば、両親が心地よく過ごせる場所を提供できると思います。座って過ごす時間は、私たちにとってとても大切な時間です。だからこそ、両親が座る椅子には無頓着にならず、自分たちの身体に合った椅子を選びたいと思います。この“生涯椅子”があれば、年を取ることも悪くないなと思いました。両親がこの贈り物を気に入ってくれることを願い、素敵な椅子を選んでみようと思います。
北欧の高齢者
それでは福祉先進国である北欧の国に住む高齢者の生活はどうなんでしょうか?
我々は日本で福祉、介護、医療に従事している方々と一緒に北欧の高齢者施設、個人宅を訪問する事が多くあります。
北欧では寝たきりまたはベッドで休んでいる高齢者を施設でも、個人宅でも見ることが少ないです。
また訪問して驚くことは、高齢者のご婦人は、朝からオシャレをして、綺麗にセッテイングされた朝食のテーブルに着かれることです。
これは朝起きて一日の始まりである寝間着から生活着に着替えることが、脳を活性化し、寝たきりを予防する為に誰にでもできる、最も良い方法かもしれません。
朝起きて着替えをし、朝食を食べて庭を散歩し植物の手入れを少しして部屋に帰り安楽椅子に座り読書、編み物等をして午前中を過ごします。
昼食をとった後は安楽椅子に座って昼寝し、施設であれば、みんなが集まって本を読みあう”読書療法”によって脳の活性化をはかります。
個人宅の元気な老人は、午後に友達が集まりおしゃべりをして過ごします。
椅子が居場所をつくり、椅子のある場所が生活の中心となっています。
日本の高齢者・日本人の心情
我々は両親または配偶者が病気とか高齢になって身体が弱ってくると真っ先にベッドを購入します。これは昔から日本では寝て養生する事が最善の方法と信じているからです。
また北欧のように朝生活着に着替えて食堂テーブルで朝食を取らすことが、身体の弱っているその人たちにとって辛い事だから寝間着のままにして、食事をベッドまで持っていき、食べさせてあげる。これは言い換えるならば日本人の優しさ、思いやりではないでしょうか。
しかし今後この日本人の思いやり、優しさが高齢者の寝たきりを増やしていくのではないでしょうか。
ベッドで背を起こして座っている高齢者の方々を個人宅ではよく見ますが、ベッドで座っている姿勢は体力を必要とします。若者でもこの姿勢を長時間続ける事は至難なことです。よってこの姿勢が取れることは、全員とは言いませんが、ちゃんと歩くことが可能な身体能力が残っている事なので、ベッドの代わりに椅子に座って出来るだけ自立生活を過ごす事をお勧めします
高齢者と椅子
長い老人の歳月を穏やかに過ごすためには、もちろん専門の介護士、ペルパーさんが必要ですが、自分の居場所をいつも確かにしてくれる椅子の存在も、専門家以上に大事な福祉道具であることは間違いありません。
マイスター・ファニチャーの効能
弊社椅子【マイスター・ファニチャー】は、高齢者にとっていくつかの効能があります。主な効果としては以下のようなものが挙げられます。
1. 肘の形状に、立ち座りが楽に出来き、転倒や転落の危険性が無いように設計されています。
2. ノルウェー製のノウハウで製造したモールドウレタンが、腰や背中をしっかりと支えることができるため、長時間座っていても疲れにくくなっています。
3.立ち上がる時”踏ん張りの利く”クッションの硬さに仕上げていますが、しかし長時間座ってもお尻が痛くならないので、ストレスがたまらづリラックスできます。
4. 椅子の座角度が数百通り調整できるので、身体の変化に合わせて生涯楽に座れます。
5.弊社の椅子は、身体の柔軟性が低下している高齢者にとって、自分の居場所を作る為に、より快適な座り心地を提供することができます。
私たちが扱う椅子は、ただ工場で作られた工業製品ではありません。使う人が生涯友として、また支えとして共に過ごしていける道具を販売しております。
死ぬまで元気で、自分らしく過ごしていただく為にも、老いの歳月を支えていく椅子をお届けする事を誇りにして、邁進していきたいと想っております。
| 会社名 | 株式会社デアマイスター |
|---|---|
| 責任者 | 佐藤文三 |
| 所在地 | 〒116-0012 東京都荒川区東尾久4-27-2 |
| 設立年月日 | 1983年10月 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| TEL | 03-6807-6066 |
| FAX | 03-6807-6067 |
| customer@dermeister.co.jp | |
| 営業時間 | 午前9時30分~午後5時 予約制 |
| 定休日 | 無休(年末、年始はお休みをします。また海外研修等により臨時休業があります。) |
| 主な販売先 | 全国の介護老人保健施設・介護老人福祉施設・デイケア・デイサービス・小規模多機能型居宅介護施設等(全国753施設納入実績)全国国立病院 / 全国個人邸 |
| 取引銀行 | きらぼし銀行 自由が丘支店 / 朝日信用金庫 上野支店 |
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1983年 | 株式会社デアマイスターを設立。 |
| 1985年 | デアマイスターのオリジナル家具製作販売開始。 |
| 1988年 | プラス株式会社にOEM商品製作販売開始。 |
| 1990年 | デンマークGANGSO社にて日本市場向けダイニングセットを開発、販売。 共同開発した欧米向けダイニングセットを、スカンジナビアファニチャーフェアへ展示発表。 |
| 1994年 | ノルウェーHELLAND社と日本市場独占販売契約し、高齢者用施設具をマイスター・ファニチャーのブランドとして販売開始。 |
| 1999年 | 大腿骨頸部及び転子部骨折予防パンツ「転ばぬさきのパンツ」販売開始。 |
| 2001年 | 熊本県熊本市内にモデルルーム「ライフマイスター」オープン。 |
| 2006年 | 東京都世田谷区東玉川にシニア世代の家具ショップ「マイスター・ファニチャー」オープン。 |
| 2009年 | 株式会社デアマイスター事務所を東京都荒川区町屋の配送センターに移転。 |
| 2017年 | マイスター・ファニチャーの独自開発による高機能椅子を製造販売開始。 |
| 2018年 | 株式会社デアマイスター事務所&組み立て倉庫を東京都荒川区東尾久4-27-2に移転。 |
代表取締役佐藤 文三
1970年にデンマークに渡り、デンマーク王立工芸大学、デンマーク王立工業大学に留学、1977 年帰国後天童木工、イースト・アジアチック・カンパニージャパンを経て、1982年株式会社デアマイスター設立、現在にいたる。

はじまして代表取締役の佐藤文三です。
私は今から約52年前家具の勉強のためにデンマーク国に行きました。
北欧は木製家具では秀でた家具づくりで世界に知られ、その特徴は木の持つ優しさ、安らぎを最大限に生かし、使う人の生涯の支えとなる椅子を作っています。
そんな家具を作り出すデザイン環境と北欧の人々が生活の中で家具をどのように使っているのか 勉強に行きました。
デンマーク国で生活するうちに分かった事は、当たり前の事ですが普通の生活を大事にしている事です。
これは200年ぐらい前に国づくりの基本として「凡人が幸せに暮らせる国づくり」を提唱して実施してきたからです。
定時には帰宅し夫婦で食事の支度をして、週に何回かは友達、同僚、両親、近所の人たちと仕事の接待も自分の家でします。
招いた人たちに愛情をもって楽しく過ごしてもらう為に身体に優しく、すわり心地の良い見た目に美しい椅子が発達してきたのです。
北欧では男女が働くことは普通のことであり、家事など一般の生活に伴う仕事は2人で分担します。
若い時から自立する事が当然のお国柄で、高齢者の一人暮らしもごく一般的なことです。
しかし高齢になると日本人も、北欧の人も体力が落ちてくるのは変りません。
北欧では生活の中で自分の居場所である椅子がもっとも大事なものです。
その為高齢者用の椅子は一般の椅子よりもっと、座り心地が良く、長く身体を正しく支えてくれる椅子でなければいけないのです。それは若いときのように読書、おしゃべり、趣味、食事が座っていても苦にならず、立ち座りがスムーズに出来ることです。その事によって生活に自信が持て、自分はまだまだ楽しめる自信が付くことです。バリアフリーは家の段差だけの問題ではなく一番必要なのは“心のバリアフリー”なのです。
私どもは北欧のような高齢者の生活文化を椅子と共にお届けする事に努力していきたいと考えております。
代表取締役 佐藤 文三